コロナウイルスは高い温度にも適応しているため、今後2-3年は通期でコロナウイルス感染に対する備えとともに、季節に合った対策を考えて行動しなければなりません。

新型コロナウイルス感染症に対する生活衛生行動は政府が示した指針の通り、

  • ソーシャルディスタンス 2m以上の確保
  • 手洗い、うがい、換気、拭き掃除

が基本です。

加えて夏季に問題になる健康上のリスクを避けていきましょう。

水分補給

夏季は発汗による水分喪失をしっかり補わなければいけません。かぜの引き始めは脱水と体温調節不全が引き金になることがほとんどです。1日1.5-2.0Lを目安に少しずつ、頻回に水分を取る習慣をつけてください。
冷たいものや味のついたものは避けて、一度火を通したもの(白湯、薄めのお茶)を飲用することを心がけてください。消化管を過度に冷やす危険を回避し、カフェイン飲料や糖分の過剰摂取を防止します。いっぺんに沢山摂取しても意味がありません。生活サイクルに合わせて、何時までにはこれくらい水分を摂取すると目標を立てるのが効果的です。
夏季は梅干し、味噌汁、漬け物、佃煮などを食事に取り入れて塩分も補ってください。

食中毒の防止

食中毒を防ぐために食品の十分な加熱を行ってください。調理後の保存は短めに、できるだけ1回の調理で食材を使い切ってください。フードロスの削減にも繋がります。暑い日が続くと冷たい飲料や食物に手が伸びますが、十分過熱しない状態で摂取する食品は危険を伴うと認識しておく方が無難です。

エアコンを上手に使う

冷房や除湿はサーキュレーターや扇風機と組み合わせて適宜利用し、頻回の換気と併せて室内に空気の流れを作ってください。室内の遮光、屋外に日陰をつくって室外機が過熱しすぎないような工夫や気温の低い時間帯から部屋の温度を下げておくことも過度な電力消費を防ぎます。気温がとても高く、湿度の低い日は洗濯物を扇風機にあてるなどの気化熱を利用することも室内の温度を下げる一助です。

下着とスキンケア

夏季でも下着を着用して、温度の変化に備えてください。体表面の温度は上がっても、内臓の温度が下がってしまうことが夏特有の自律神経の乱れ、夏バテの原因です。下着を1枚用いることで体表面と内臓の温度差を小さくすることができます。
汗をかいたあとはシャワーや濡れたタオルで皮膚表面から汗の成分を拭き取る習慣をつけてください。除菌が必要だからと洗剤を沢山使う必要はありません。流水で洗い流すだけでも十分です。皮膚表面の雑菌の繁殖を防止するために洗う、拭き取るは子供から高齢者までスキンケアの基本です。

紫外線を活用

天気がよく湿度の低い日は、布団や靴、タオルなどをしっかり日光にあててください。過度に浴びた紫外線は皮膚や眼には有害ですが、天然の消毒光線です。ダニなどの繁殖を抑えるためにも日光を有効活用してください。